目の下のたるみが赤い!これってどうして?
目の下のたるみが、赤い状態になってしまうケースがあります。
目の下が赤くて腫れたように見えるクマは、通称「赤クマ」と言われています。
また、赤くて腫れた部分を指で少し引き下げた時に、赤みがもっと濃く見えるなら、それは「赤クマ」の可能性が高いと言えます。
この症状は、目の下のたるみにつながる「初期症状」です。
ただし、初期だからと言って軽視してはいけません。
赤クマは、放っておくと進行して深刻な目のたるみになるので、早めに対策をしましょう。
ここでは、そんな目の下のたるみが赤い状態になるケースについてご説明します。
目の下のたるみが赤い!赤クマの原因について
目の下のたるみに繋がる赤クマができる原因は、目の周りの血行が滞ることにあります。
赤クマの原因は、基本的に、目の下が青っぽくなる「青クマ」と同じです。
違うポイントは、青クマの場合は「静脈」の血行不良が原因です。
それに対して「赤クマ」の場合は、「静脈」も「動脈」のどちらも血行不良になった状態と言えます。
目の周囲が血行不良を起こすと、「眼輪筋」と呼ばれる筋肉が透けて見えたり、眼窩脂肪(がんかしぼう)が隆起して赤く見え、赤クマとなります。
主な原因としては、長時間集中してテレビやパソコンを見続けることなどがあげられます。
同じく、携帯やスマホの画面を見続け、目を酷使することで、引き起こしやすいと考えられます。
赤い目の下のたるみは、早めの対策・解消法が不可欠!
では、どうすれば良いのでしょうか?
結論から言えば、赤クマは、目の下のたるみにつながる初期症状なので、なるべく早めに改善策をとりましょう。
大きな原因は、目の酷使によりますので、まずは、目の負担を軽くすることが一番です。
パソコン・携帯電話・スマホの画面を、長時間見続けることは極力避けてください。
また、コンタクトレンズを着けている方なら、それを眼鏡に変えることも効果的です。
次に、目の周りをホットタオルなどで温めて、目の周りの血流の滞りを解消しましょう。
ただし、ここで注意点があります。
目元の皮膚はとても薄いので、ホットタオルの温度は熱くならないようにしてください。
目の周囲がゆっくりと温まって、気持ち良いくらいの温度が効果的です。
そして、特に効果が出やすい時間帯は、夜寝る前の「5分間」が良いでしょう。
目元を温めると、心もリラックスしやすく、快適な睡眠を促します。
睡眠は、クマを防ぐ上でとても大切ですので、そこに気を配ることも重要なことです。
また、目元を温めたあとに、目の周りを軽く指で押してマッサージするのもおススメです。
眉頭の下のくぼみを親指で、「痛気持ち良い」くらいの力で押すと、よりスッキリして目の下のたるみもできにくくなります。
あと、一時的に「赤クマ」を隠したい時もあるかも知れません。
そんな時には、イエロー系のコンシーラーを使うとよいでしょう。
赤みが強い場合には、グリーン系のコンシーラーのほうが即効性があります。
ぜひ、試してみてくださいね。