目の下のたるみには半身浴が効果的?それとも全身浴?
目の下のたるみ改善に半身浴が良いのか?それとも全身浴が良いのか?
これは、多くの方にとって、かなり気になるところだと思います。
ご存知のように、目の下のたるみ改善には「血行促進」が効果的です。
そんな時に、ぬるめのお風呂でゆっくりと半身浴することが、なんとなく良いようなイメージがあります。
ただ、血行を促進するためには、全身を温めることが最短の方法ですが、その際、半身浴より全身浴の方が効果があるんです。
「全身浴は体の負担が大きいから良くない!」
そんなイメージを強く持っていたという方は多いと思います。
そして、これまで半身浴こそ最大の美容法と思っていた方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際のところ、目の下のたるみ改善には全身浴の方がおススメなのです。
もちろん、それには理由があります。
目の下のたるみに半身浴より全身浴が効果的な理由とは?
では、どうして、目の下のたるみを改善するためには、「半身浴」ではなく、「全身浴」が効果的なのでしょうか?
半身浴とちがって、全身浴は「肩」までしっかりとお湯に浸かりますよね。
まず、その方が「利尿ホルモン」の分泌が増えるということが言えます。
「利尿ホルモン」とは、尿の排出を促したり、血液中の不純物を排出してくれたり、身体のデトックス効果を高めてくれる効果があります。
また、肩まで浸かると温まると言われるように「全身浴」をすると、半身浴に比べて血行促進や新陳代謝が高まります。
そうすると、さらに老廃物の排出がスムーズになり、身体の血液の巡りが良くなります。
また、お湯の中での水圧効果は、体の表面だけにとどまらず、皮下の血管にも加わります。
その結果として、たまった血液を押し出し、むくみまでも解消してくれるのです。
ちなみに、首まで浸かると、体重が約9分の1になるとも言われています。
それによって、ふだん体を支えている筋肉や関節の負担も軽くなり、リラックス効果も高まります。
全身浴には、このような効果がたくさんあり、目の下のたるみ改善にはもってこいなのです。
目の下のたるみを全身浴によって改善しよう!
目の下のたるみに効果的な全身浴の方法は、38〜40度くらいの湯船に、15〜20分程度浸かるのが目安です。
お湯の温度が40度以上ですと、肌の乾燥が起きるので、逆に目の下のたるみが出来やすくなりますので気をつけましょう。
また、時間的に20分以上浸かることは、一般的に「貧血」を起こしやすくなると言われていますので、これも注意が必要です。
もちろん、急に長い時間にわたって全身浴を行うのは、体の負担になります。
その日の体調と相談しながら、少しずつ慣らしていくことや、半身浴もうまく取り入れて、バランスの良い入浴を心がけましょう。