目の下のたるみに痔の薬が効く！？

目の下のたるみに痔の薬が効くって、どうなの？

目の下のたるみに痔の薬が効く！なんて言ったら驚く方は多いかも知れません。

｢痔の薬が目元ケアにいい｣とテレビで紹介されていたり、

｢ハリウッドスターも痔の薬を塗っている｣などの情報が流れ、まさか痔の薬が目の下のたるみに効くなかもしれないなんて・・・

と思ったものの、実際目の下に塗るのって怖い。

確かに、目の下のたるみに痔の薬を塗るのは躊躇してしまいす。

痔の薬をそう簡単に、目の下のたるみになんて塗れないですよね。

そこで、今回は目の下のたるみと痔の薬(軟膏)についてお伝えします。

今回、目の下のたるみにということでご紹介する痔の薬は、有名なボラギノールです。

使用方法は、寝る前に通常のケア(化粧水・乳液など)が終わったら、気になる目の下のたるみに痔の薬を薄く塗る。

とっても簡単です。

ボラギノールの成分の中に｢ビタミンＥ酢酸エステル＝酢酸トコフェロールエステル｣というものがあります。

この成分は、皮膚の血行をよくし、促進してくれる働きがあります。

血行改善・血行促進効果です。

目の下のたるみは加齢・目の周りの筋肉低下・不規則な生活などがあげられます。

老廃物のせいで新鮮な血液が届きにくくなってしまい、目の下のたるみ原因とも言われています。

血行改善されれば、いらない老廃物も流れてくれるという訳です。

実は、そんな効果が、ボラギノールの成分に入っていたのです。

そして、もう一つ「目の下のたるみ」に効果がある｢セシリン｣という成分が入っています。

セリシンとはシルクに含まれる美肌効果の高い成分です。

保湿力がとても高く、コラーゲンよりも水分保持力があると言われています。

また、ビタミンCと並ぶ抗酸化作用があるので、エイジングケアに効果的なのです。

・・・と、ここまでがお肌にいい成分です。

目の下のたるみに、痔の薬を使うデメリットは、なんでしょうか？

まず、当たり前ですが、元々は痔に効くお薬なので、お肌専門には作られていません。

ボラギノールの成分には｢プレドニゾロン酢酸エステル｣というステロイドが入っています。

ステロイドとは体の中の炎症を抑えたり免疫力を抑制する作用があるので治療薬として使われています。

またステロイドには副作用があり、即効性がある分とても強い薬なのです。

そのため、皮膚疾患がない目元（目の下のたるみ）にステロイドを塗ることで、アレルギー反応が出てしまう場合もあります。

また、目の下のたるみに塗った後、寝ている間に目の中に入ったらなんて考えると怖いですよね。

痔の薬には、目の下のたるみに効く成分も入っていますが、リスクもあるという事です。

まあ、自己責任で試してみたい人は毎日塗るのではなく、緊急用として使って見て下さい。

しつこいようですが、あくまで自己責任なので、お肌に異常が出た場合は使用をすぐに止めてお医者さんに相談して下さい。