目の下のたるみの原因は内蔵の不調かも？
「目の下のたるみの原因が内臓ですって！？」
と思われる方は、結構いらっしゃるかも知れませんね。
しかし、目の下のたるみに内臓の不調は大きく関係しています。
特に、目の下のたるみと関係が深いと言われているのは胃腸と腎臓です。
胃腸が正常に働いていれば、身体全体に十分な栄養が行き渡って吸収することができます。
そのため、目の下の筋肉を維持することにもつながります。
一方、腎臓は、全身の水分代謝や血液の汚れを取る「ろ過」という働きをしています。
腎臓がうまく働いてくれないと「むくみ」が発生しやすくなり、結果として目の下のたるみを引き起こしやすくなります。
つまり、胃腸と腎臓は、「むくみ」や「たるみ」の対策のためには、絶対に注目すべき臓器なのです。
内臓の不調が目の下のたるみを引き起こすのはナゼ？
じゃあ、なぜ内臓の不調が「目の下のたるみ」を引き起こすのでしょうか？
内臓の働きが弱まると、身体に十分な栄養素を吸収できなくなり、全身の筋肉も弱まります。
すると、当然のように「身体の代謝」も落ちてしまいます。
全身の筋肉の中には、顔の筋肉ももちろん入ります。
そのため、顔の筋肉が弱ってしまうと肌のハリは失われ、目の下のたるみを引き起こしてしまうのです。
また、血流の半分は内臓の動きによって作られています。
なので、内臓の力が弱まると血流も悪くなってしまいます。
すると、必要な栄養素が「顔の皮膚」にも届きにくくなり、目の下のたるみにつながってしまうのです。
また、腎臓は体に老廃物が溜まらないように「尿」を通して体外に排出する働きをしています。
しかし、甘いものを食べ過ぎたり、塩分を摂りすぎると腎臓に負担がかかり、体に水分を溜めやすい状態が起こります。
結果として、水分代謝の低下による「むくみ」が目の下にも起きてしまい、それが「目の下のたるみ」を引き起こすのです。
内臓の不良による目の下のたるみを起こさないためには？
内臓の不良による目の下のたるみを引き起こさないためには、どうすれば良いのでしょうか？
当たり前のようですが、内臓をいたわる生活をすることが一番です。
具体的に内臓をいたわるには、胃腸に負担をかけてしまう「２つの原因」を排除するのが一番の早道です。
- 咀嚼不足（そしゃくぶそく）
- 大食い
この２つです。
憂鬱な目の下のたるみを引き起こさないためにも、しっかり噛んで食事し、暴飲暴食をやめるよう心がけましょう。
もちろん、胃腸に負担をかけてしまう「冷たい飲み物」や「油物」、「塩分」などを控えることも大切です。
アルコールの摂取量は、人にもよりますが、自分にとっての「ほどほど」を目安にしておきましょう。
腎臓をいたわるには、「たんぱく質」や「塩分」の摂取を控えることも効果的です。
上記のようなことを守りつつ、規則正しい生活と野菜中心の食生活をすることで、目の下のたるみに早くブレーキをかけましょう。