目の下のたるみがコンタクトによって起きるというのは本当?
目の下のたるみの原因が、コンタクトレンズによるものであるという説を聞いたことがありますか?
もし、それが本当なら、男女(年齢も?)を問わず、多くの人に当てはまりますし、コンタクトを着けることが少し怖くなりますね。
ちなみに、医学的には、コンタクトが原因で目の下のたるみが起きることはないと言われています。
ただ、コンタクトの着け外しの際の動作が、目の下のたるみを引き起こす要因になっている可能性はあります。
ここでは、目の下のたるみとコンタクトレンズの関係についてご説明します。
コンタクトを着脱する動作で、目の下のたるみが起きやすい?
コンタクトレンズを着脱する時の動作を、ちょっと思い浮かべてみてください。
コンタクトを着ける際、目の下を引っ張って、「アッカンベー」のような動作をしていないでしょうか。
また、コンタクトを外す際には、目尻をぐいっと引っ張っていないでしょうか。
実は、こういった着脱の動作の繰り返しによって、目の周りの皮膚が伸び、目の下のたるみにつながるということはあるわけですね。
その他に、考えられる原因としては、コンタクトを長時間装着していることによる、疲れ目や眼瞼下垂があると思われます。
特に、ハードレンズの長時間装着は、目の違和感による「まばたきの回数」が増加します。
目の周りの筋肉や腱の疲弊、目の周りの血流の滞りなど、目の下のたるみにつながる原因が、それこそ「山ほど」出てくるのです。
コンタクトによる目の下のたるみを起こさないためには?
コンタクトを長時間装着することによる目の疲労が続くと、目の下に血液や老廃物が溜まりやすくなります。
それが停滞すると、目の下のたるみにつながってしまいます。
改善方法としては、夜寝る前に蒸しタオルを目の上に置いて、目の周りを温め、血流を良くします。
また、家にいるときなどは、コンタクトでなくメガネにすることも、目の下のたるみを防ぐ手段となります。
そして、何よりも、目元は1日の内に驚くほどたくさんの「まばたき」をしており皮脂腺も少ないので、とても乾燥しやすい部位です。
つまり、顔の他の部位よりも「たるみやすい」ということです。
日頃から、アイパックや保湿を心がけたり、家庭用美顔器を取り入れてみるのも効果的です。