目の下のたるみと猫背の関係性について
目の下のたるみが、猫背などの姿勢によって引き起こされることがあると言われますが、実際はどうなのでしょうか?
まず、目の下のたるみがどうのこうのと言う前に、猫背は椅子に座っても、歩いていても決してカッコ良いものではありませんよね。
そして、そんな見た目の格好悪さ以外にも、健康面や美容面でさまざまなリスクがあるのが、猫背なのです。
カッコ悪い上に、健康や美容にも悪いだなんて・・・
ここでは、そんな目の下のたるみと猫背の関係性についてご説明します。
目の下のたるみが猫背で起きる原因は?
では、目の下のたるみが猫背で起きると言われる原因は何でしょうか?
まず、猫背が癖になると、その体勢が楽な姿勢だとカラダが勘違いします。
肩が内側に入り込んで背中が丸まった状態になると、顎が前に出て来て、頭は下に下がります。
頭が下に下がると言うことは、皮膚も下に下がっている状態です。
その為、皮膚が引き下がり、目の下のたるみに発展してしまうのです。
そして、ご存知のように背中には沢山の筋肉があります。
その筋肉の中に、僧帽筋(そうぼうきん)という顔を後ろに引っ張ってくれている筋肉があります。
その僧帽筋が猫背によって凝り固まってしまうと、上手に顔の皮膚を後ろへ引っ張ってくれなります。
そのために、ダイレクトに目の下のたるみが生じてしまうのです。
パソコンを使っている時、スマホを触っている時、お化粧をしている時、電車に座っている時など、猫背になりがちなシチュエーションが日常では沢山あります。
猫背になればなるほど、背中の筋肉が衰え、目の下のたるみを引き起こします。
猫背と目の下のたるみの改善法は?
目の下のたるみの原因となる猫背を治す方法をお伝えします。
まず、目の下のたるみを改善できる「正しい姿勢」は楽なのだということを頭に入れておいてください。
「姿勢を正すと疲れる」と思っている人はいませんか?
それは、猫背に慣れてしまい、その姿勢がクセになっているからです。
実は、正しい姿勢はいつもより体がリラックスしていて呼吸がしやすい体勢なんですよ。
正しい姿勢がよく分からない人は、正しい感覚を掴むためにも「ヒザ立ち」をしてみて下さい。
ふだん猫背の人でも、ヒザ立ちをしてみると背筋が伸びた感じがすると思います。
では、その姿勢のまま立ち上がりその感覚を覚えましょう。
繰り返していく事で感覚がつかみやすくなり、正しい姿勢で線も上がるので目の下のたるみに効果的なのです。
次に、猫背のストレッチ法をお伝えします。
猫背のストレッチ法
肩が内側に丸まっていると、猫背になり顔が下がるので、目の下のたるみに繋がります。
日常生活では肩を動かす動作が少ないので、よけいに凝り固まりやすいのです。
では、外出中でも、家にいる時でも簡単ストレッチ法をご紹介します。
まず、肩周りを動かしましょう。
1・・内側に肩を10回程度回す。
2・・次は外回転、10回程度回す。
3・・肩上げたり下げたりを10回程度。
4・・最後に息を吸いながら肘を後ろへ引き、左右の肩を背骨に引き寄せるイメージで5秒間キープし、息を吐きながら両腕を前に出し5秒間キープ。
一日の内で疲れた時や、気がついた時にストレッチをするといいでしょう。
猫背エクササイズ
ストレッチで肩周りをほぐしたら、次はエクササイズで筋肉に働きかけていきましょう。
背中の筋肉を付ける事で、顔を引っ張ってくれる筋肉を鍛え、目の下のたるみに直接働きかける事ができ、若々しい目元になりますよ。
また、辛いトレーニングは苦手な人もいますよね。
そこで、ダンベルやマシーンを使ったやり方ではなく、タオルを使った簡単エクササイズをご紹介したいと思います。
1・・タオルの両端を軽く握りそのまま息を吸いながらバンザイをする。
2・・左右の肩を背骨に近づけるイメージで肘を引きながら曲げていく。
3・・息を吐きながら、ゆっくりと限界部分まで引き寄せたらそこで5秒間キープ。
4・・息を吸いながらゆっくりと1の体制に戻る。
いかがでしたか?
どのエクササイズも、とてもカンタンで無理なくできますので、一つだけでも試してみてくださいね。